前回のスリランカトリップから帰ってくるとすぐに、チャイニーズニューイヤーなのだった。いわゆる旧正月。太陰暦の正月。つまり新月。
ワシの住んでるこの島は、中華系のヒトタチがメインであって、彼らにとって旧正月は年間最大の行事。みーんなお休みであって、ワシの職場も２日間のお休み。
どうせ、この島発のフライトは満席、空席があったとしてもバカ高い正規料金であろう。
実際、バリもロンボクもこの近辺はぜーんぶフルブッキングである。

ところがだ。いつもの安売り屋のサイトを検索していると、スリランカ行きのエミュリエイト航空の料金が前回とくらいの値段で提示されていたのである。
即座にクリックしちゃいましたよ。

そして、ワシは里帰りと思われるお客に混じって機上の人となったのである。
またジャヤに会えるかなー。
前回はフルムーン、今回はニュームーン。リベンジなるかどうかも楽しみ＆心配。

もいっこ、このフライトがよかったのは、出発が遅かったこと。仕事が終わってから空港に向かっても充分間に合うのだ。もちろん到着は深夜になるし、帰りの日は１日つぶれるけどそんなゼータクをいってる場合ではない。

そしてフライトは深夜にコロンボ空港に到着。
出迎えのドライバーが待つ列に、ワシの名を書いたプレートを探す。

ん？ワシの名前がナイ。

すでにトリップのベテランなんである。
こんなことにイチイチ驚いてはイケナイ。
道路が渋滞したのかもしれない。途中で事故に巻き込まれたのかもしれない。ゴジラがスリランカに上陸して交通網が麻痺しているのかも知れない。
とりあえず、ワシは待つことに決めた。

コロンボ空港午前３時

しかして30分経っても迎えらしきドライバーは現れない。
前回シリにもらった電話番号に電話をしてみるが通じない。んー、まいったなぁ。

しょうがないので、人相は怪しいものの空港の身分証明書をつけているおっさんの案内で、タクシーを手配してもらい、ヒッカドゥアに向かう。
ま、こんなこともあるでしょ。

空港を出発すると同時にほとんど意識不明に陥り、朦朧としたまま予約を入れていた宿に到着。ドライバーと一緒に管理人をたたき起こし、部屋に入る。
この時点で朝の５時。
めんどくさいから荷をほどいたりしながら６時まで眠らずにいて、歩いて５分ほどのシリのショップに向かうとちょうどツァーの準備中であった。

「ジャヤー。」
「？」
なんでアンタそこにいるの？ちゅう顔だ。
「ツモローアライブマジャン？」
今日からだマジャン！ バッカマジャン！！。
どうやらワシの到着日を１日間違えてたらしい。 もぉ。

混み合うヒッカドゥアで波乗りをする気がさらさらなかったワシは、そのまま初日からツァーに合流することにした。
ちょいと寝不足のような気もするけど。

今回の宿は前回シンゴ＆ダイスケが泊まっていたゲストハウスです。
例のベトベトした弁当はないため、カバラナで朝飯をオーダーする。ほんとはこのレストラン兼ゲストハウスに泊まりたかったんだけど、直前の予約は満室で無理。

どうやら、前回の最終日のうねりはすぐに落ちて、あれからしばらく波は小さいらしい。腹も落ちついたところでプランテーションをチェックすることにする。

プランテーションもイマイチ波が小さい上に、日本人・ヨーロピアンで混み合っている。

結局、サイズは小さいもののカバラナで入水することに決定。
腰〜胸とサイズは小さいが、レフトはつなげば100mくらい滑れる感じで、初日としてはソコソコ遊べました。
インサイドはちょっと浅かったけど。

これこれ前乗りしなさんな

このポイントは前回もチェックしたのだがほとんどフラットでお話にならなかったポイントです。
今回はオンショアが入っていたものの、肩ぐらいのライトオンリーの波が割れておりました。ただ、ポイントブレイクな上に10人くらい入っているため断念。

今回のツァーのツレは、南房総から来た佐藤君と、えーとえーと名前を忘れちゃった友達。

タトゥーかなんか入って、ちょっと見はイカチーが、優しいいい男。

そして茅ヶ崎からのえーと、これまた名前を忘れちゃった金融機関勤務のショートボーダー氏。

旅先で会う日本人サーファーはみんないいやつばっかしだ。

レストランにいた可愛い子。
もう一人の友達も可愛かったんだが、カメラ向けたら逃げられた。

おぢさんは怪しいモノぢゃありませんよぉ。

宿泊したゲストハウスは、エアコンなし、水シャワーととてもシンプルだけど、清潔な部屋とシーツでワシには充分です。

それにしてもいつも思うのは、日本の夏のあのクソ暑さである。どうしてあんなに暑いんですかね。