朝デッキに上がると空はどんより。
よく見ると小雨が降っており、風向きも北でアスにはオンショア。

島のほうから漁師の小舟が寄ってきてインドジワは魚を仕入れている。
小舟は屋根がわりにシートを張ってるんだけど、ユニセフのマークが入っている。
スマトラ大地震のあとの復興支援物資関係なんだろうな。

ワシはといえばぜんぜん足の腫れがひきませ～ん。
ってかますます腫れて、痛くてびっこをひいてる状態。
突き指にしちゃちょっと痛すぎるかも（ってか折れてたわけですが）。
ま、コンディションも良くないし、かえって好都合かも。

暫くすると雨は止んだけど、まだ風が強くてとてもサーフ出来るような感じではないため、島に上陸しようかということになる。
一緒に行ったシャンティ達は岸に着くや否や、すっ飛ぶように走って行った。

この島を中心にチャナ達はLEAP "Local Empowerment Assistance Project"っつうNGOを主催してて、ワシらが今回チャーターしたIndoJiwaを使ったサーフ・サファリ・ツァーはその活動の収入源の一つであるらしい。
チャナと奥さんのルビーは、10数年前からこの辺の島に滞在して波乗りだのをやってるうちに、島の生活向上のための活動を始めたんだと。

特に子供の教育なんかに力を入れて活動していて、前回この島に来た時にはなかった手作りの学校兼幼稚園ができていた。
地震と津波の被害に負けなかったんすねぇ。
大したもんだわ。

島の子供。既に立派な働き手。

まぁワシらがこんなことしてヘラヘラ遊んでるのも多少はお役に立ってるということで一日16ドル（払うんだよ）でボランティアも募集してるようなんで、会社クビになったら手伝ってみようかな。

子供の教育以外にも野菜栽培とかココナッツオイルを使った製品（石けんとか）製造とかのプロジェクトとかも始めているみたい。

スマトラ地震を挟んだ5年の間に島にはリゾートっぽいのが建築されつつあったりと、少しづつ変化はしているようだ。

昔っからあるコテージ

船搭載の安物ギターもホンジョーさんのチューニングでずいぶん弾きやすく生まれ変わる。
今夜もカトー師のヒーリング・セッションに夜釣り、ホンジョーさんのギターとチャナのブルースハープ（これが結構上手い）でブルースセッションと全然飽きませんわ。

ビールレースはカトー師が圧倒的なリード。
ワシはマリちゃんと競ってるとこで、もうちょっとセーブしなくては。

足の調子がイマイチなのが気にかかるけど、明日は痛みがひいてくれることを祈ったりして。

かーちゃんに甘えてみたりする

day 6th : Bawa に続く。