夜中にグヌンシトリを出港した船が出すギシギシときしむ音と横揺れで何度か目を覚ます。
ちょっとテキーラやりすぎちゃって最後のほうはよく覚えてないんだけど。

今回はちょうど4部屋の相部屋で、ワシは君と一緒。
ここんとこトリップではいつも相部屋だから問題なし。
揺れのせいかフジタ君も明け方目を覚まして本読んでたみたい。

6時近くなってようやく窓の外が明るくなってきたんでデッキにあがるとバジルがヨガっぽい体操中。
脇にマットを敷いてヨガをやっているうちに夜が開け、船のが減速して小さな入り江に入って投錨。

最初のポイント、アフルに到着したらしい。
このポイントって前に来たことあるのかな、湾の先端で割れるレフトっていくつもあったから。
それに例の地震の後地形がかなり変わっちゃって、インサイドのリーフがむき出しになってるからよくワカランです。

うねりはまだ小さい感じ。
他のみんなもデッキに上がってきてコーヒーなどを飲みながらチェック。

停泊してるのはインドジワだけだけど、チャナによるとサファリボートのボヘミアンもこっちに向かってるらしい。
客はメローな連中だから問題ないぞ、とチャナはいうものの、貸し切りのうちにとりあえず1ラウンドやっておきますか、と入水。

小さいとはいえセットで頭オーバー、無風の面ツル、ただしセット間隔は長め。
おまけにインサイドは地震で隆起したドライリーフがむき出しになってるし、インサイドはかなり浅そうだ。

レフトでこの手のコンディションは苦手なワシとしましては、なかなかスイッチが入らないため、撮影中心。
レフトハンダーのカトー師は最初っから果敢に突っ込みいいのを何本もゲット。

1本乗っては撮影みたいないつものパターンなのだが、今回はムービー撮影テストということで写真が少ないっす。

そのあとボヘミアンからもう一人オージーが入ってきて、調子もでないんでワンラウンドめを終了。
まぁ最初のラウンドだし、無理しないほうがよろしいんじゃないかということで。

朝飯は麺。定番のインスタント麺に野菜だのを加えたやつですな。結構イケますわ。合格。

朝飯食ってオージーたちのラウンド横目で見ながら船の環境整えたり、部屋で荷物を解いたり。
そんなことをしているとワンラウンド終えたボヘミアンは、物足りなかったのかワシらが邪魔なのか、いずこかへ去っていった。

この辺ベースにオペレーションしてるサファリボートはインド・ジワとボヘミアンだけなハズだけど、チャナによればうねりがあがるのは2〜3日先だそうで、どこも厳しいんでしょうね。
ウロウロしちゃってるのかも。

ワンラウンド目、アキモト君は船に乗ってたボードを借りてたけど、ホンジョーさんとフジタ君は板がまだ届かないんでせっかくのレフトながらお預け。

昼飯なんぞを食ってると、シャンティとマリアががポスターみたいなものを持って登場。ナニそれ？
実は本日マリちゃんの誕生日で（何回目かは不明）、それを聞いたシャンティとマリアがお祝いのポスターを書いてくれたのでした。
羨ましいなぁ。夜が楽しみだね。

ランチも麺だが、これもイケる。

ここの湾には村があるらしく、ぼんやりとそっちのほうを見ているとピックアップトラックが海岸を走ってきた。
やっとホンジョーさん達の積み忘れのボード3本が到着したらしい。

ボディーボードは届いたけど、荷物が届かなくてマルモ君のトランクスをダブダブで履いてたマリちゃんの着替えも到着だ。
あぁよかったすねぇ。

午前中のラウンドを我慢していたほんじょーさんとフジタ君は早速入水。
一方、サーフィン修行中のマリちゃんは船に載せていたソフトトップのロングで挑戦するも1発目で巻かれてインパクトゾーンまで引きずられ、あえなく上陸。
双眼鏡で見ているとゲティングアウトは諦めたらしい。
波の静かなビーチまでドライリーフの上を歩いてきたマリちゃんをボートで救助した後、カトーさんと入水。

ボートクルーのおっさんコンビ。

昼前からのオンショアで、面は荒れ気味でマッシーながらサイズはセットで頭オーバー。朝よりワイド気味ながらちょっと慣れたのかけっこう遊べました。
相変わらずイケイケのカトーさんはセットを食らった拍子にリーシュを切って上陸。
幸いボードはちょこんとリーフに乗り上げてて無事。
ワシもちょうどいい感じだったん一緒に上がる。

波乗りのあとはもちろんビールでマッタリ。

パーティーにはもちろんチャナ家も参加。
シャンティはオーストラリアの学校に通い始めたらしいけど、こういう夏休みもいいね。
食いしん坊のサニーはガッついて、とーちゃんに叱られっぱなし。
腹壊すぞ〜。

ってなことで明日は移動かな？

day 2nd : Bay of Plenty に続きます。