ってなわけで２日目だ。
本日もエッグで修行と思うとちょっぴりブルーだが、午前中は風もなくて、昨日の午後と同じポイントに出撃だが調子はいいらしい。

早朝の漁村はもう一仕事終えたらしく、網をかたずけたりの漁村の風景である。

今日はアレフは古いお客が来てるとかで、ヨナが運転手、ブディが一緒にポイントまで行く。

ポイントには既に白人サーファーが一人。
確かに風は緩いオフショアで、肩くらいのグラッシーなファンウェイブって感じだ。

早朝、既にポイントは波頭が白く見えるのであった。

でもさぁ、こっちは慣れないボードで全然ファンじゃないのよねー。
とりあえず、テイクオフして立つのがやっと。もう完全に初心者っす。
まぁロングでも初心者なんだからしょうがないんだが。

こいつは船頭ですね。このあと目の前でガッツリリッピングカマシてくれましたわ。

そんなワシをしり目に、ローカルや、そのあと到着した日本人サーファーなんかが次々にファンウェイブをメイクしてゆく。

ローカルっちゅうても、アレフみたいなワシラ外人サーファーをガイドしている連中か、船頭さんであって、お客さんのワシなんかにはそこそこ波を譲ってくれる。
譲ってもらった以上、とりあえずテイクオフするのが礼儀というもんであって、ちょっとくらいレイトぎみであっても、グリングリンに巻かれて見せるのは、これも国際親善の一環というものであろう。

だけどみんなニコニコしてるし、まともに乗れなくても気分は不思議といい。

そのうち夕べ、メシ屋で見かけた日本人のロングボーダー、マサ氏なんかが現れて、ちょっと挨拶したあとカメラをとりにボートに戻る。

ジャパニーズレディースサーファー。
オーストラリアでワーホリ滞在したあと寄ったんだとさ。

実は今回、バカチョンではあるものの防水カメラを持参してきたのであった。昨日ポイントまでのボートでベショ濡れとなり、これはデジカメは即死するなと、カメラを替えてきたわけだ。ミナサマに海の上の様子もご覧いただかなければと使命感に燃えるワタクシである。

いやー、観光客なんでー、とか何とかいいながら、日本人サーファーなんかに向けてシャッターを切ったりする。
ロングのマサ氏は、気持ちよさそうに波をメイクしている。クソー。

愛知から彼女連れでロンボクトリップのマサ氏。手前はナオキ君。

結局、せっかくのグラッシーなコンディションも、まともに乗れないまま午前中のラウンドを終了。
宿のちかくのメシ屋でミーゴレンで軽く済ましてホテルで休憩。

このインスタントラーメンみたいな麺は何とかならないんでしょうか。メガワティ大統領。

午後のラウンドも同じポイントに戻った。風は昨日と同様オンだがそれほど強くはない。
風のせいか、潮周りのせいかサイズはワンサイズアップ。ときおり頭くらいのセットが入り、日本人ショートボーダー中心にガッツンガッツンいい波をメイクしてゆく。

ワシですかぁ？２〜３本立てたと思いまーす。

セットはもっとでかかったんだぜ。

夜は近所のメシ屋でアルコールセッション。
マサ 氏、マユミ嬢、ナオキ君の日本勢に、アレフをはじめとしたローカルが加わって、ヨナ（もう一人のヨナですが）のギターやら、ワシが持参のラムの一気飲み大会なんぞで盛り上がるのであった。

イケイケ飲むねぇ〜、男だぜぇっ〜！

ちなみに夜だけ参加したアレフであるが、一昨日明け方近くまで遊んで昨日は調子が悪かったらしい。
ん？ってことは昨日の午後の礼拝ってのは....??

ワシの島でもムスリムの方たちが金曜の礼拝で仕事を抜けるのだが、現地の口の悪いチャイニーズが、「あいつら仕事サボって昼寝してるんだよねー」とかいってるのを、ふと思い出したワタシをアッラーの神は許してくれるであろうか。ナンマンダブ。

って、まだ、まともに1本も乗れてないんですけど、
track 4 :Lady of the Island に続く