今年ももう一回ニセコに行くべぇか、なんていつものように考えていたらマルモ君から「場所変えない？」とのお誘い。
もっと北にしましょうよということで、たまには気分変えるのもいいかなと進路を更に北に。
そう、目指すは永遠のデスティネーション、ＡＫことアラスカだっ！
な、わきゃなくてＡＫにＪがつくＡＫＪこと旭川～。

マスコットはクマだDO〜。

まったく情報がないもんで毎年旭川やら帯広やらに長期取材する情報通のＴＪ氏にお伺いはたてたものの、自分では情報収集ゼロ。
やる気あんのかいなってのは出発当日も同様で、ギリギリの時間に家を出たらゲートクローズ直前で北ウィング端から端まで走りまくって汗だく。ほら学校が自宅か
ら近いやつほど遅刻するじゃないですか。

だからクマだっつーんだDO〜!!

やっと到着した黒岳ロープーウェイ乗り場。
しかして駐車場には従業員のらしい車も含めて10台ほどしか停まってないんですけど。すんませ～ん、ホントに営業やってるんでしょうかぁ。
着替えて、20分おきのロープーウェイに乗車しても同乗したのは韓国人のオバサマ2名のみ。

斜度はあるもんの短いロープーウェイ降りて、斜度の緩いダブルリフトに乗り継いでもゲレンデ誰もいませ～ん。
どうやらコースっつうのはリフト周りのピステンかかった3筋のみらしい。
しかもワシらは昼過ぎに着いたっちゅうにピスサラそのまま残ってるぢゃないですか。
ってかトレースがリフト真下のコースに1本あるだけで、脇のコースはノートラック。まぢすか。

なんかトラップなんじゃねぇの？とドキドキしつつ自分撮り君を用意して一本。
斜度はないけどピステンの上に軽く乗ったパウダー。コース脇の吹き溜まりに当てると軽い軽い。
白馬はもちろん、ニセコの雪ともまったく違った、まさにアスピリンスノー。
歩いてるとキュッキュキュッキュ音がするやつです。
うわぁシルキーでキモツえぇ。

キモツえぇとはいえ、緩斜面じゃすぐ飽きるんでリフト降り場で見かけたローカル君たちのトラックを追って脇の沢に落下。
入り口はちょっとワイドでだんだんタイトになってくるタイプ。
途中ちょっと密度が濃くなるけどツリーの間隔も問題ナシで、最後は軽くハイクしてゲレンデに戻って終了。

どうやらローカル君達はこっちばっか滑ってるらしい。
まぁこちのほうがどう考えても気持ちいいモンね。

コースとローカルラインを交互に遊んでから、更に上から降りてくるラインの出元を追ってチョイとハイクしますかということに。
3点セットは装着してるんで、一旦下まで降りてスノーシューとかとってくるのも面倒なんでツボ足でトレースを追っかける。

読み通りゲレンデから上は風で叩かれてるのか、スキートレースを追えばせいぜいスネくらいで、ツボでもオッケーですわ。
とはいえ山頂まではちとキツイんで、これ以上登っても固いだろうなってあたりから沢にドロップで～す。

上部のオープン斜面は締まったパウダーで、ツリーが出てきたあたりからはよく板の走るパックドパウダーからどんどん深くなって、ローカルラインに合流。
あ～気持ちいい～。

そんなことやってゲレンデに戻っても、奥のコースはまだノートラック。
どうやらローカル君達は外の沢ばっか、バックカントリャー達はイキナリ登って、誰もコースに目もくれないご様子です～。
しょうがないからワシらでトラックつけて本日のミッションは終了。

結局ローカル君3名とさっきの韓国のオバちゃん達がレンタルのスノーシューで歩いてるのを見かけただけでした～。

まぁ夏場の観光シーズンや紅葉の時期に荒稼ぎしてるんだろうけど、ちょっと心配になっちゃうくらいのガラガラさでございますわ。

層雲峡はちと趣がないんでそのまま旭川市内に戻り、ＴＪ氏ご推奨のホルモン焼き屋で一杯。
たまたま隣に座った地元のおぢさんが、最近バックカントリーに目覚めたとかで近所の山の話を聞いたりしながら、ホワイトリカー100％に梅酒をチョロリと垂らした
のでホルモン焼きに舌鼓。
スープカレーで締めにして爆酔睡です～。

つうことで例によって本日のムービーをば。