夕べはけっこう降ったようだ。
宿の前で降雪20センチ強。溜まってる風下ならリセットかかってるかも。
ということで朝飯とっとと食ってセンターフォーのアーリーモーニングに突撃、ってアラアラ10分前くらいじゃもう遅いわ。
前には既に30〜40人。シーズンはじめだからみんなのどんなウェアーもわからないんで、どれが太朗君やナベちゃんがどれかもわかりましぇん。

乗ったチェアーは10番後半くらいでしょうか。
リフトから見えるスーパーコースはなんだかツルリとしており、多少の底づきはあるだろうけど突っ込むのに充分と見た。
しかも空が抜けてきて薄日がさすっつう絶好のコンディション。
ギリギリ先頭の滑り出しが見えるくらいで次々に降りてくる滑り手たちでメインの斜面はあっつう間にトレースだらけで昨日のワシの調子じゃ厳しいいかも。

ってことで1本目からどりゃぁぁぁっとツリー側に突撃〜。
深っ！うはははは、モモくらいの深さすかね。
まだ地形が残ってるんでついついスピードセーブしようとすると目の前真っ白。
ちょっと湿気は帯びてるものの、これぞニセコのパウダーです～。きもちぇぇぇぇぇっ！

3本目はまたツリー方面滑ったところでアーリーモーニングは終了。
一般営業時間となり、次々にほかのポイントに散っていくガイジン達を横目にワシと帝王はシブトクセンターフォーのツリーを攻める。

ただですね、こりゃしょうがないんですけど一言云わせていただければ秩序は崩壊してます。
前は斜面の途中をトラバースしたりしませんでしたよ。フォールラインを落とすのが基本でしょ。
ところが、今やボーゲンみたいな子供連れがここに入ってきちゃうんだもんなぁ。
そりゃあっという間にギタギタになっちゃいますわねぇ。

通常営業は既に長い列

第4、まだ食い残しはある。

と、滑る面がなくなってきたところでワシらも他のポイントに移るかと6C乗ってると第4が動いているのを発見。しかも動き出したばっかしなのか、まだトレースは少ない。
当然ウラウラぁっと平行移動して第4を3本くらい回す。
今度は花園方面でしょ、と下りてくと花3上のゲートが開いてるんでこれまた突入。
ここはちょっとブッシュが残っててイマイチでしたけどね～。

その後はリセットされた花園方面の斜面を求め、主にツリー中心に転げまわる。帝王は絶好調。
「いや～、俺たちニセコに歓迎されてますね～」だと。

なんせ8時から遊び続けたんで昼飯はちょっと早めで望羊荘に。
こんな渋いところもゲーコク化してるんだぜ、ってなところを帝王に見せつけようと思ったのだが、お客はワシらだけ。
をぉやっとここも静かな佇まいを取り戻したか、と思ったのもつかの間、次から次へとガイジン部隊が押し寄せてあっという間に占領。
毎度のことながらここに来るガイジンさんたちのうどんの啜りかたなどは、なかなかどうして堂にいったモンである。

昼飯でマッタリしたあとは軽く滑って早めにあがり、鯉川温泉でのんびり。
なぜかお客はワシらだけで、やっぱここいいですわ〜。

それにしても中国人観光客の方達の訪日目的のひとつは温泉なんだとか。
いまはお湯に浸かってるだけで満足してるのかもしれないけど、こういうところに進出してこられる日も近いのであろうか。
静かな今のうちに楽しんどけってことですかね。

夕飯はなんにすっかな〜。昨日ちょっとブラブラしてるときにめっけたペンション街にあるホルモン焼き屋に飛び込む。
うわ、大失敗。食い物屋の体をなしてない学園祭の屋台並みのレベルにガックシ。
ペンション街にやたらできた店もどうやら若い人がガイジン相手に一旗、みたいな雰囲気だけの店も多そうで、玉石混合ということなのかもね。

気を取り直してビッグクリフ跡にできたこれまたガイジン満載のバーで一杯引っ掛
けて終了でございます。
あ、帝王はまだ気が済まないらしくラーメン屋に突入してましたけど。

ということで、本日午前中の滑りをば。