＝ここまでのアラスジ（ZZ亭日乗から続く）＝
2004年5月のある日、
突然目の前の橋の上に出現したピンク色の金魚。
橋のキモい原色ペインティングに続く、
神経逆撫作戦の一環であろうか？
しかし、毎朝見続けるうちにワシの中に
微妙な感情が芽生えつつあった。
コレは愛の始まり？
そして、その実態を把握せんと近づいたワシの目の前に
驚愕の真実が展開されていた。
どうやら、黒幕の正体が明らかになりそうである。仕事を終えるやいなや、ワシはその謎を解明せんと買い物がてら、橋の上に急いだ。
そこには案の定説明のボードが掲示されていた。どうやらテーマは「ハイフライ」で、この金魚は熱帯魚であるらしい。なんかもっともらしい意味づけが書かれてるけど、なんだかなぁ。確かに１キロ先からでも見えるだろうけどさ。
それよかそうか25.48平米のヘリウムが充填されてるんか。このヘリウムを使えば、１０年間はドナルドダックみたいな声になれるな。
そして、どうやらこの金魚はこの島でよくある官民一体キャンペーンのひとつであるらしい。そのキャンペーンの名は"HiFly
Prade"っつうものらしい。英語読むのめんどくさくてよくワカランかったけど。
キャンペーンか。ん？ってことはこの金魚一個じゃあんまし意味ないなぁ。
なんて事を考えながらふと、川の上流のほうを見てみると、遠くでなんかゆらゆら揺れている。
なんだありゃぁぁぁっ！
そーゆーわけで金魚の正体が判明いたしました。うちの家の前でゆらゆら一匹で揺れて可哀想だなー、とか思っていたんだが、どうやら政府の手先。それもかなりの下っ端だったらしい。どーでもいいけど。
そして最後にこいつ。