数えてみたら７回目のロンボク。
さすがに書くこともない今日この頃、いつもの日記形式ではなくて、ダラダラ（はいつものことか）と今回のトリップで拾ったネタなどについてレポートしてみます。

いつものことではあるけれど、ギリギリまで仕事に追い回されてムリヤリ職場から体引っぱがして、ボードバッグ引きずりながら空港に到着。
はぁ、なんとか間にあった。

夕闇迫るマタラム空港に着いてまず25US$を徴収される。ちなみに最近（８月くらいから）、滞在7日までは10ドルに値下げされました。ありがたやありがたや。

それにしてもいつまでたっても作業に慣れませんね、あんた達。
もーいーかげんにしなさいっ。

今回は行く前から緊張感ゼロ。
どうせ波も小さいだろうしと決めつけて、板も久々に一番でかい'9"2一本でチンタラのんびりするかって感じ。

あれ？ウォーターショット用のデジカメが既に充電切れ。２個あるバッテリーのうち充電した方を忘れて来ちゃうと言うお粗末ぶり。3泊4日だからってことでいつも持ってくる充電器も置いて来るという。
というわけで、今回は自分で撮った海の画像がございません。

そんでもってグルプックに到着。
わんこがお出迎え。

じっさいここんとこうねりが入らずみんなフラストレーション溜まってるらしい。おまけに風も入って皆さんマウィー方面に行ってるらしい。

ゲスティも元気。前に撮った画像を焼いてあげました。
行くたびに大きくなるね。ちっちゃくなっちゃぁ困るんだが。

今回お世話になった宿はサーファーズイン。
去年オープンした日系ブラジリアンのヘンリーがオーナーの名前の通りサーファー御用達。場所はクタビーチの真ん前でロケーションは抜群（でもポイント目の前じゃないけど）。

商売上手なのかな、あっという間に日本のツァーには必ず組み込まれる宿になったみたいですな。今回も数グループの日本人サーファーが宿泊しておりました。
あとはさすがにブラジリアンとかヨーロピアンとか。
なんせサーファー100%で気を使わなくてよろしいです。

ヘンリー君はお願い（オプション）すれば自分で写真を撮ってくれるサービスもやってるようだ。

部屋は全室コテージタイプ。
オープンしたてでもあり、豪華ではないけど清潔で必要充分でございます。ワシの泊まった部屋は水シャワーでございましたが、なぁにこの気候、お湯なんかいらんわねぇ。

シャワーは水だけど、エアコンはちゃんとついてます。

ホレこの通りコテージの中央にプールもあることだし。
波乗りワンラウンド後に真水のプールにじゃぼん、の基本はオッケー。

波のない日中はラムとかガイド連中がまったりプールサイドで昼寝したりしている。ちょっとした溜まり場っぽい雰囲気もあり。
連中と仲良くすりゃぁ、いろんな情報が手に入りそう。
オヤジ的にはめんどくさいからそーゆー事はいたしませんが。

朝飯は簡素なコンチネンタルスタイルがついてきた。（あんまし食べなかったけど）
昼飯はやっぱしここのレストランというかカフェで。
ナシゴレンスペシャルとかナシチャンプルーとか、なかなか美味しうございましたよ。

そういうわけで、ワシの採点としては
ノボテル＞マタハリ＞サーファーズイン＞クタインダ
ってところでしょうか。
マタハリのほうが上なのは、まったりできる点。ワカモノにはサーファーズインがオススメです。
クタインダはぽつんと離れてるのが難点かな。

今回の夕食は毎晩セガールカフェ。

で、ですね、ワシのトリップ史上初めて女性と御一緒させていただきました。アレフのお客って事でご一緒させていただいたんだが、東京から来たカナちゃん（手前）とユウちゃん（後ろ）のボディーボーダーコンビ。ガイドはラムがやってました。

ご存じの通り、ワシの場合晩飯食ってビールが入ったらもう即ネル。
はずなんだが、現金なモンで今回は３夜とも12時近くまでしっかり起きてたりして。
そーだよワシはそーゆーヤツなんだ。

そんでもって、お話ししてたらこのカナちゃんって人が凄い人であることが判明。サーフトリップキ○ガイの人であった。
トリップ好きが嵩じて波乗り専門の某旅行会社に勤務、それでももっと旅がしたくて会社やめちゃって今は派遣。
ボディーボードにもグーフィーとレギュラーがあるってしらなんだのだが、グーフィーポイント中心にこれまでまわったポイントは台湾、スリランカ、モルディブ、タヴァルア、ウルワツ、そんでもってパイプライン。ドコでもキッチリチューブをメイクしてきてたらしい。今度はチョーポーにGランドあたりを狙っているらしい。
イヤイヤ、トリップ初級者オヤヂとしては恐れ入るばかりです。

ギターで乱入のヨナ。今回は日本人グループのガイドで珍しく働いてました。

あ、そうだ、波乗りしに行ったんだった＞ワシ。

初日はグルプックで肩慣らし。とりあえずうねりもたいしたことなく、せいぜいセットで肩〜頭。
これは自分の波乗りの方向性を考え直すよかコンディション。

いえね、1年ほど前からビデオを撮ったりしておるわけで、故に深いふかぁ〜い自己嫌悪に陥りがちな今日この頃でございます。特にJ-Bayでのビデオはワシの悪いとこを余さず白日の下に晒した（っていうかいつもこんなの晒してるのか）という情けなさであり、ちょっと波乗りの方向性変えなきゃなとか思っちゃってたりするんですよ。

というわけで、オヤヂはコチョコチョ動こうとせず、でかいターンを心がけろ、と。
てなわけで板も一番でかいの、それも基本に戻ってシングルフィンで望んだ今回である。
まぁグルプックの肩くらいなら何本かは、こんな感じかな、てなのができたかもしんない。

それにしてもうねり小さいね、と思っていたら2日目の午後ちょっとうねりがあがってきたかも。
というわけで３日目の午前中、風も弱そうだしちょっとだけアウトサイドをチェックしようよ、ね、アレフ。

あれま、けっこうでかいっす。
っていうかロンボクで乗った中じゃ、いままで一番でかいかも。

あっちゃこっちゃでモグラ叩きみたいにダブル近いのがグワッと盛り上がる。
割れたあとは凄いカレントに翻弄されてテイクオフポイントがぜんぜんわかりましぇん。
ようやく曲がりなりにも乗れたのは上の画像の１本だけ。（アレフ撮影のビデオから）

あとはこんな感じで真っ逆さまのさかおとしぃ〜。
この時はかなり深いとこまでもってかれ、苦しかったでーす。

zz / DV : Aref

小１時間ほどで打ちのめされてボートに戻ると、アレフが「危ないからあんなにアウトに行っちゃダメ」と。
おまけにあとからアレフが撮ったビデオを見る限りじゃ、ミドルセクションでも充分っていうかサイズもアウトとたいしてかわんない、おまけにシェイプも綺麗なヤツが割れてるじゃないですか。
何でもかんでもアウトにいきゃぁいいってもんじゃないと反省。
だいたい、今回持って行った小波用のロングでこのサイズの入ること自体が論外でがんす。波があがると後先見えなくなる自分に猛省を促したい。

翌日は更にうねりも上がったんだけど風も入っていて、混んでそうなグルプックインサイドはパスし、カメで波乗り。オンショアで今一面はデコボコしてたけど、軽くオーバーヘッド。
ほとんど貸切状態で楽しうございました。

ってなことで、もうなんだか緊張感ゼロな旅も終了。
次回もこんな感じでしょうか。
まぁそれはそれでヨシってことで。

今回のタイトルはたまたまタイトル考えてるときにかかってた
Ornette Coleman の曲からいただいたりして。