そして３日目。

海入るぞー。傷の周り触るとズキッと痛いけど。
で、今回もってった新しい短めの板で修行するつもりで入ったんだが、なんだか全部（天気・波・自分の調子）がかみ合わずあっという間に敗退。
おまけに上がってみると寒気がしだして、飯だけ食って慌ててベッドに潜り込む。
怪我した上におまけに風邪かよー。天気も悪いし、たまんねーなー。もうこうなるとネガティブ一直線だったりして。

毛布にくるまって眠ったせいか、なんとか２時過ぎには復活（したような気になった）。 よっしゃ、とよせばいいのにチマジャポイントに出撃っす。

ポイントに行ってみると、だーれもいない。
そりゃそうだよなー、昨日より落ちてるみたいだし、空はどんより暗いし。

とはいえ上げ潮時で、腰〜肩くらいはありそうだ。体調もよくないし、こんなところでちょうどいいかも。（やめとこう、とならないのがワシのバカなとこ）
ひとりでアウトに出ていると、腰くらいのがちょうどいい間隔で入ってくる。小さいせいかチマジャには珍しく、たいして掘れずにテイクオフもラクチンで、実はけっこう楽しかったりする。無風だから面もツルツルできれいだしー。

チマジャローカルキッズのミナサマ 。 左がアリ。一番右がイワンかな。

しばらくするとビーチに２〜３人人影が現れ、ゲティングアウトしてきた。
どうやら、ローカルキッズのようだ。週末で学校お休みなんだろうな。

たぶん、ガイジンが置いてった折れちゃった板をリペアしたんだろう、先の丸まったボードでちっこい体との比率だとファンボードくらいの感じになるんだろうか。
こいつらがひょいひょいいい波取ってくんだよねー。

アウトで波待ちしていると、入ってきた二人がパドルで近づいてきた。
「コニチワー」「ナマエナニー」「ニホンジン？」
いつものように人なつっこく話しかけてくる。

波待ちの間入ってきた二人と話していると、ちっこい方の名前はアリ。１３歳。もう一人はイワン（？）。年は聞かなかったけどもうちょっと上かな。
こっちの連中は小柄で、日本人以上にガキっぽく見えますな。

Ali / photo : ZZ

波のサイクルも３人にはちょうどよく、いい感じっす。
ワシ的にもちょいと大きめで形のいいのを何本か乗れて、いやー、なんだかたのしーなー。

ちょいとうねりが少なくなって、ローカル数名と白人サーファーが入ってきたところで、今回のワシのラウンドは終了。
けっこう満足。これでなんとか怪我の負けは少し取り返せたかも。

宿に帰って、ぼんやりしてからホテルで飯を食う。
「ヤキザカナ」ってのがあったんで頼んだらこれが思いもかけず美味かったです。

でか目のエボダイみたいなのを開いて塩して焼いただけ。でもシアワセ。

翌日は最終日。
アサイチにチマジャに入ったものの、波は更に小さくまともに乗れないまま、２時間で２本乗っただけで終了。
昼までパッキングしながらちょいとのんびりして、喧噪のジャカルタへ向かったワシでありました。

んー、どうもＷＪとは相性が合いませんなぁ。
でも懲りずにまたきまーす。