さて最終日。あっという間ですなぁ、って例によってたったの４日だし。

今日もアウトサイド？それともインサイド？
混んでるとやだなぁ、特にアウトサイドは人が集まってそうな気がする。なんて事を考えてたら、さすがアレフ。ワシの心を読んだかのようにSベイをチェックしようと。
をぉ、うねりは弱くてインサイドしか割れてないけど人影はナシ。コレコレ、コレが一番ですね。 ん？セットはちょっと沖から割れてるかも。

S-bay inside

とりあえず他の人が来ないうちにパドルイン。
アレフにカメラを預けて撮影をお願いいたします。こういうときは解像度は最高にしとかなきゃな、とか。

入って割れそうなとこで待っていると早速セットが入ってきて、それもけっこうアウトで割れそう。
必死にパドルしたもんの間に合わず、グリグリに巻かれてしまいました。んー、けっこうワイド目かも。

インサイドで肩くらいのを2〜3本遊んだところで作戦変更。よっしゃ、せっかくカメラも預けたし、ここはアウトででかいの狙おう。
さっきのセットは結構よかったぞ。
と、アウトに陣取ったがぜんぜんセットが入らないっす。ひょっとして、さっきのって１時間に一回のセット？それともこの潮まわりで最後のセット？
その後も30 分以上プカプカ浮いてるだけ。岩場に登ってワシを撮ろうとしてくれるアレフが諦めて降りちゃった。もっとインサイドだろー、とか思ってんだろーな。

しかしですね、ここでインサイドに戻った瞬間にセットが入るんだよなー。ウムそうに違いない。なんぞと考えるが、結局１時間近く待ったあげくにインサイドに戻る。
けっこうピークはシフトして、ワイド気味だったりトロかったりと、リーフらしい 割れ方をしてくれませんな。

インサイドの肩〜頭くらいのにテイクオフしようとするけどワシのリズムも狂ってるのか、パーリングしたり転んでばっかし。
ま、４〜５本はなんとか乗れたけど、そのうち岸のほうから真っ黒い雲が近づいてきて、レフト側が霞んだかと思ったら、ドシャドシャのスコールざんす。

上がろうかとも思ったけど、雷鳴ってないし、こういう前線通り過ぎたあといいセットが入ったりするかもなぁ、なんてスケベ根性全開で雨の中波待ち。
前線の真下であるからして、海はかえってボヨボヨしてますが。

小やみになって来たところで岸を見ると、アレフが帰ってこいと手を振っている。あんまし心配させても悪いんで、胸くらいのを１本乗ってそのままスープで乗り継いで岸に戻る。
アレフは半ば呆れ気味っす。